9. 発達診断の申込
8ヶ月待ち…!
教育委員会への相談&キリンシティランチから帰宅し、すぐに市の期間に発達診断申し込みの電話をしました。
経緯を尋ねられ、教育委員会でのご判断のことをお話し。「IQ130以上で…」と言うと「ああ…」とのこと。やはりなにかの基準ではあるのでしょう。構音障害で通っていたことも伝え、すんなり申込は終了。
が、ドクターの受診はなんと8ヶ月待ちだそうな!!申込日が10/4だったので、待っても年内には片付くかな〜と思っていたのでびっくり。これが一番待ちが長かったです。
母からのヒアリング&面談は当月中の日程を出してもらったので、職場に相談してFIXさせることに。
凸凹対策
学校での暴力をなくすために、以下の2方向から考えてみることにしました。
- 凹をあげる=SST、通級
- 凸をのばす=知的好奇心を満たす
凹対策を調べる中で、放課後等デイサービスに行き着き、LITALICOジュニア体験の申込をしました。
数日後ご連絡の電話がきて詳細を伺ったところ
- 障害児通所受給者証をもらうまで時間がかかる
- 受給者証のコースは待ち人数が多いので、希望であれば別途連絡し順番待ち
- それまでは通常のコースとなるが、月々の値段も高額で現実的ではない…
- 体験をうけるのにも10,800円かかる
娘は加害者だからか、そこまで悩んでなさそうだし(←それが問題…)、私も困ってないし、なんだか今そこまでしなくてもいいのかも…と思ってしまった。ので、これは見送り。
凸対策はまだまずは漢検とプログラミングかと。将棋もいいんじゃないか、みたいな話もでたり。
手始めに、LITALICOワンダーにプログラミングの体験をしに行き。やさしい20代男性先生との1対1で「事前に伺っておくことあります?」との問いに「他害がありますが、たぶんこの感じなら大丈夫そうです。」と答える私。
娘も早々にリラックスしてて、楽しそうに集中して進めていました。
他には女性の先生と小5ぐらいの男の子2人でプログラミングしてるのと、黙々と作業する男の子がちらほら。なんだか心穏やかな空間でした。
距離的に通うには送り迎えが必要なので、兼ね合いを考えます、としてひとます申込はせず。
ま、ちょっと割高だしね〜
漢検についてはこちら
家人のIQは122
家人が19ドルも払ってネットでIQを計測。結果122。トイレとか行かずにちゃんとやったら勝てたのに…と悔しそう。この結果を受け、横柄な態度を控えるそうです。笑
そしてなぜかスプラトゥーンを買ってきた。IQ高すぎて気の毒に…とのこと。ん?
以降二人は切磋琢磨し、鍛錬を重ね、なかなか強くなっている模様。結果凸対策として功を奏したようです。
8. 教育委員会への相談
確かに日々頑張っているのだが…
10月に入っても娘は相変わらず学校で暴力をふるっていました。クールダウンのために保健室に行くなど担任の先生にも保健室の先生にも特別な対応をしてもらっており。。
彼女としては「だんだん落ち着いてきた」という印象のよう。そう、なのか…?まぁ彼女の頑張りはわかるけれども。
教育委員会(特総センター)への相談
7月に申し込んで、待つこと3ヶ月。教育委員会(特総センター)への相談に、学校と仕事を休み朝から娘と2人で行ってきました。
初めての場所で緊張しがちな娘、大丈夫かな…と思ってましたが、思いの外すんなりだったのは考えられた構成だったからだと思います。さすが慣れてる。
- 先方の方1名と親子で個室に。今日の流れを説明してもらい、見通しがつき娘安心
- 知能検査(田中ビネー知能検査 V)を受けるべく娘は別室に
- 親は面談
- 知能検査が終わり、娘が戻り一旦休憩
- 知能検査の結果と教育委員会の判断は親のみで聞く。その間娘は別室で遊んで待つ
面談では
面談では日々の様子や家族の状況に加え、今後の教育の希望をヒアリングされました。私は 通級が妥当かと思っている と伝えると、知能指数によっては特別支援級との判断になるようで、それも含めの検討を…と詳細をご説明くださいました。ソフトランディング。「お父さんが受容していることもよかったですね」と。たぶんここではその役割も担っているのだと思われます。
なお、発達系の診断はここではしないようで、もしご希望なら別途申し込んでください と流れを教えて頂きました。
ひとしきり話終わったものの、娘なかなか帰って来ず。
結果は
結果は口頭で伝えられ、メモしました。確かにあの短時間では文書を作るまでは無理かも。
- 今回計測した彼女のIQは参考値、少なくとも130。知能検査に時間がかかりそれ以上は計測できなかった
- 受け答え早い
- 完璧を求める、拘りが強い
- 間違えると気持ち悪い、イライラする
- イライラ止められない
- 自分のことだけでなく人のことも
- 語彙が多い、知識も沢山ある
- 言葉が優位、数的な思考は弱いかも
- 落としているところもあるので、もったいない、惜しい。
- 自分で決めたことを曲げられない
- 理解力・記憶力もある
- 意味のないことは苦手
- 完璧を求めるので、本人は苦しそう
来年の4月から通級が教育委員会のご判断。完璧を求めるところを、そこそこ…ほどほど…にできるように通級で指導してもらえれば本人楽になるかも、とのこと。
発達診断をより強くすすめられたので、もはやなにかの診断がおりるのだなと。もろもろその方向で進めることにし、通級のスケジュールを教えてもらい終了。特総センターへはこの1回しか行かないそうです。
毎度のキリンシティ
娘とランチにキリンシティに寄り、お疲れさまビールを。何かあるたびに来ているので有難い存在。キリンシティのおかげで生き延びてる。
彼女はそれなりに疲れているものの、学校終わりのぐったりとは違う様子。むしろ落ち着いていました。
7.学校での娘の日々(夏休み後9月)
小学校はやっぱりつらい
小学校復帰初日から娘はぐったり帰宅。夕食はなんとか食べ、19時前には就寝。
翌朝はギリギリまで寝て朝ゴハンもほとんど食べず、フラフラで登校していきました。新学期だしお弁当もあるから荷物も重く。「でも1年生だからね、がんばらなきゃ。保育園に戻りたいな〜と思っちゃうよ」と明るく言いながら。
穏やかだった夏休みの学童の日々とは全然違う。なんでこんなに小学校ってつらいんだろう?
またたたく
9月から席替えしたけど、またもや隣の席の子へ他害が…と担任の先生からお電話を頂いた。はぁ。。彼女が危険なのは既にわかっていて、学校や家庭でできることはしている。彼女自身も怒りや暴力をとても後悔しているし、やりたくないと思ってる。が、改善しない。どうしたらいいのか。。
学校に通わせていいのか。。
担任の先生に集団からの排除が必要なレベルか尋ねたところ「そんなことは全然無い」とのご回答。「一朝一夕に結果は出ないとは思うけど、2年生になった時には…という感じで長い目で見ていきましょう。」「お母さんも協力的で一緒に考えてくれるので、とても有り難い」とのことでした。救われた。
対策の方向性は間違っていないと感じたので、このまま続けていこうと思いました。
日記を書いてみる
なにかヒントがあれば…と、娘と似たタイプの家人を観察した結果。
- 効率的・損するよ的な考え方は全く馴染まない
- 好き/嫌いを放出して生きてる
- 自分の快/不快に敏感
そりゃしゃーないので言葉にして伝えたら?と思うのだが、彼女には言語化のハードルが高い模様。感情や頭の中にあるものをつらつらと書き出すタイプの日記を書いてみることにしました。
ら、難なくこなすんですよ〜。それなりに私を喜ばせるような言葉を織り交ぜながら。帰宅して落ち着いているときは、彼女の中では学校でのあれこれはすでに喉元過ぎた件。。ああ。これは有効な手段ではなさそう。