小1の壁”乗り越え中

“小1の壁”乗り越え中

小1の壁を乗り越えようと もがく娘と母の記録です

6. 夏休みの娘の日々

学童は大丈夫

夏休みの娘は朝から一日学童。

イライラすることなく問題も起こさず過ごせたよう。帰宅後、夏休みの宿題を片付ける余裕もあり、本当に大丈夫だったんだと思います。

その後も落ち着いて過ごしており、驚くやら安心するやら。私は私で毎日のお弁当製作と夏バテでヘロヘロだったので、正直助かりました。

 

おでかけしよう、夏だし!

お友達と野外のバレエを観に行ったり。ちょっと涼しくなった夕方にビール飲みながらの鑑賞、とても気持ちよかった〜。私が好きで娘とダンスを観に行くことがあるのですが、彼女も飽きることなく観ていました。

ちょっと遠くの大きな図書館に行ったり。これがいわゆる過集中というやつなのかなと思うのですが、娘は本が好き。学童&仕事後の平日の夜に行ったのですが、わーこんなに本がある!あれもこれも!な感じで盛り上がりました。

鈴本の親子寄席や夜の動物園、デザインあ展にも。3つ上のいとこのお姉ちゃんとのケンカが激しく途中棄権も覚悟したのですが、まぁなんとか。療育に通っているいとこの弟くんとは相性良くしていました。

 

アンガーマネジメント講座にも行ってきた

親子で学ぶアンガーマネジメントにも行きました。40分の講座なのであくまで触りだけ…といった内容でしたが、私が問題意識を持っていることが娘に伝わればなぁ。

アンガーマネジメント診断を受けたところ、慎重ウサギタイプ でした。意外。彼女のことをやはりわかってないな〜と思うとともに、理解が進むきっかけをもらえました。

アンガーマネジメントについてはその後も何冊か読みましたが、これがわかりやすかったです。実践できそうな気がする。

 



 

 

 

5-2. 学校での娘の日々(夏休み前)

ついに手が…

夏休み直前。帰宅後落ち着いて過ごしていたものの、夕食を食べる段になりイライラいじけはじめ、30分ほどクッションを投げる等怒りを発散。『困ったことがあったら聞くからね〜』と声かけすると「困っていないので話すことはありません」ときた。。声かけを続け、沈静化。

夕食時に『さっきは嫌だったよ』と話すと、「イライラは周りの人も嫌な気持ちにさせてしまう、と担任の先生に言われた」と。理解はしているし、落ち着けばそれが発動できるんですね。

翌日の金曜日。お昼頃 担任の先生から電話。仕事中なので〜と一旦切り、終業後かけ直すと「昨日今日と隣の席のCくんを蹴る・ほうきでぶつをした」とのこと。引く血の気。のんきに仕事してる場合じゃなかった。

お相手にケガはないというものの、心の傷は大丈夫だろうか…とにかく謝罪を… 混乱する頭を震える手で抑え、なんとか先生にご連絡先を伺いました。乱れ入り混じる頭から言葉があふれ饒舌が収まらず、謝罪電話の練習を先生につきあってもらったんだった、そういえば。

とにかく一刻も早くご連絡をし、謝罪とご様子を伺わねば…と、帰宅途中の駅でなるべく静かな場所に移動し、Cくん宅にお電話。お母さんはこちらを責めることなく、お話ししてくださいました。恐縮。とにかく恐縮。私、きちんとお話できていたのだろうか…

 

とにかく必死

頭はパンクしているし震えは止まらないし間に合う時間ではないし、学童のお迎えを1時間遅らせてキリンシティに。ビール飲んでも全く酔えないけど、泣きそうになる程度には落ち着いた。や、落ち着いてはいない、気付け薬にはなったか。この日のことは全体的に記憶がおぼろげで、お迎え〜夕食に至るまではどうしてたのか。。

娘とロングでハードな話をしている中で、娘から「イライラをぶつけることができてスッキリした」との発言が。他にも「自分が傷つくなら他人を傷つけていい」という趣旨のことも。ショック。なんてことを。悲しすぎる。サイコパスなのか。この現実から逃げられるなら逃げたい。でも放棄できないから、落ち着いて話したり怒ったりしました。「人を傷付けることは絶対にしてはならない。したことは犯罪だ。」と。

仕事中の夫とも電話で話をしてもらい、同じことを言われていました。

 

夏休みまで残り1日

その週末は、娘とがっちり向き合いました。イライラについて自ら認識しないと抑えられないのではと、それぞれのイライラについて原因と対策をまとめるノートを書いてもらったり。

終業式の日は「今日はかっこいいとこみせたい!」と意気込んで登校していきました。

 

5-1. 学校での娘の日々(夏休み前)

信頼関係、少しずつ

学校カウンセラーさんのこと件など担任の先生との連絡帳のやりとりが増え、先生に対して慣れてきたのかも。つかみづらいタイプの方ではあるけど、信頼関係を築けるようにしてきたいと思うようになりました。やはりコミニュケーション大事。

 

行きしぶり

とはいえ相変わらず帰宅時の娘の表情は暗く、家での生活もすんなりとはいかず。帰宅したらまずは、抱きしめたり一緒におやつ食べたりしていると落ち着いてくる…という感じでした。食事・入浴・準備など基本的な生活のことにとても時間がかかり、私に急かされなんとかこなす日々。安心グッズとしてボタンを学校に持っていくなど思いつく限りの工夫をしていました。(夫は小さい時木片をポケットに入れ持ち歩き、憤懣やるかたない思いをそれを触ることで落ち着けていたそうです。)

そんなある日、娘が朝から大泣き。「お腹痛いから学校いきたくない」と。行きしぶりです。話を聞いてみたら、お友達Bくんとのことに悩んでいるよう。

私がどうしても仕事を休めない日だったので、かかりつけの内科を受診し、問診票に事情を書き、病院の先生たちも協力してくれて、なんとか2時間目から遅刻で登校しました。

ちなみに娘はこのかかりつけ内科の先生とはきちんとした受け答えが積極的にできます。わかるわかる、私もこの先生好み。

 

個人面談

7月7日。通常ひとり15分のところ、我が家はラスト枠だったのでたっぷり30分強。先生はにこやかに娘の悪行の数々を話してくれました。それはもうぐうの音もでないレベルで、私もショックのあまり笑ってしまい、、というか、真剣なトーンでは話せない/聞けないという感じ。。

  • 立ち歩く
  • 怒りの沸点が低くボルテージが急上昇する
  • 掃除用ロッカーや壁をける
  • お友達のものをとって逃げる(本人はコミュニケーションのきっかけのつもり)
  • 周りの子を攻撃するので、Bくんからの攻撃をうける

先生も色々な対応をしてくれていて、お互いに「その話、最近しました!」と共感。言われている/理解しているのに、やらない…のは何でだろう?と二人で頭を抱えました。が、考えても答えはでないので、教育委員会への教育相談を進めることになりました。おそらく9月頃になるとのこと。待ちますね。

とにかく、お友達に手や足が出てないことだけが救いですね…と先生と頷き合い、その日は散会しました。